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スーパーテクニシャン
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リムーバブルワーク -REMOVABLE WORK-
REMOVABLE WORK 山田 聖使
歯科技工士を目指したきっかけ
自動車設計の仕事をしていた父の勧めで「手に職を…」と技術職を考えていました。親戚に歯科技工士をしている夫婦がおり、いろいろな話を聞いておもしろそうな世界だなと感じたことと、幼い頃から工作や、おもちゃを分解したり、改造したり…と細かい作業に熱中することが好きだったので、「これしかないな!」と思い歯科技工士の専門学校に進むことを決めました。クラスでも早い時期に進路が決まり、ワクワクしていたのを覚えております(決して、面接と彫刻という試験内容に魅かれたわけではありません…)。進路を考えていた当時は、「デスクワークは向いていないな…」と思っていましたが、ほとんどがデスクワークとなり、毎日楽しく仕事をしていることに自分でもびっくりしております。


入社当時の思い出
入社当初は、咬合床から教えていただき、維持装置部門に配属されました。当時の上司の他に屈曲ができる人がおらず、屈曲を習得することで自身のモチベーションが上がったことを覚えています。ときには失敗し「ホンマ、いらんことばっかりするやつがや~!」と叱咤されることもありましたが、悔しさの反面で「上達してやろう!いつか上司を越えてやろう!」と思う気持ちが、さまざまの仕事から逃げ出さずにやってこれた根源になっているのかもしれません。
あるとき、指示書に「山田さんでお願いします」と書かれていたときは、本当に嬉しかったです!お会いしたことのない先生から指示書の捺印を見て指名をいただき、自分の考えや技術を評価していただけたように感じました。担当制ではありますが、「技工物一つ一つに個性や思いを入れることの楽しさ」を知るきっかけになりました。


スーパーテクニシャンを目指したきっかけ
当社の歯科技工士は約750人です。その内の5%強であるスーパーテクニシャンになることはとても難しく、困難な壁かもしれません。しかし、歯科技工士は技術職です。自身の技術を向上させる気持ちを持ち続けていきながら、後輩に伝授していかなければなりません。「和田精密歯研株式会社の技術財産の一員」になりたいと思い、スーパーテクニシャンにチャレンジいたしました。マネージャーの職務をおこないながら、実技試験の作品を考え「独創的技術で合格する!」を目標にしておりました。そして、気がつけば技工のことばかり考えているのです…。結局は技工が大好きなんですよね。


歯科技工士になってよかったと思う瞬間、エピソードなど
一番はやはり、患者様の表情が明るくなる瞬間ですね!今まで痛みや、装着感、審美的要素で困られていた患者様は不安な顔をされています。しかし、セットしたとたんにパッと笑顔に変わる瞬間に立ち会うことができたときは、本当に「やりがい」を感じます。
また、私は三人姉弟の末っ子です。姉二人は医療系の仕事をしており、兄弟の中で私は出来の良いほうではありませんでした。高校の合格発表を3人で見にいき、姉二人が号泣して喜んでいたのを思い出します(笑)。そんな身内から「あなたは天職に就いたね!」と言われるので、歯科技工士を選んで良かったのだと思います。

さらなる目標、夢
入社して22年目を迎えます。一から技工を教えていただいた上司や先輩の皆様、本当に苦しかった時期に助けていただいた恩師となる上司に出会い、今の自分があることに感謝しております。今後は自分がそういった存在になれるように、また恩返しができるよう、技術的にも内面的にも成長するべく「自分磨き」をがんばります!そして、当社の歴史に貢献できるような存在を目指して、グローバルに挑戦し続けたいと思っております。


休日の過ごし方
職業柄、座り仕事が多いので、休日はなるべく身体を動かすよう心がけております。地域の少年サッカーのお手伝いをしたり、ジョギングをしたり、夏場は1人で海に出かけてサーフィンをしたり…年中日焼けで真っ黒です。
運動以外では、幼友達とバンド活動をしており、ベースを担当しています。1950年代の洋楽(オールディーズ)を中心に演奏しており、イベントやお祭りなどで演奏する予定が入れば、集合して練習…そして飲み会へ。どちらがメインかは言えませんが、友人と音楽や思い出話をして大笑いしながら過ごす時間はとても大事に思います。「ONとOFF」をしっかりと。そしてまた月曜日からがんばろう!という気持ちになります。


後輩やこれから歯科技工士になる方々へメッセージ
近年では、歯科技工士の職場環境もずいぶん良くなってきておりますが、残念ながら、新たに歯科技工士になる方は年々減少しております。10年後、さらに歯科技工士不足が予想されており、あなた方の師匠は定年を迎え、「自分達の時代」が必ずやってきます。
今、目の前の仕事(技工物)に自分なりの思いや考えを持って作ることができているのなら素晴らしいですね。知識や経験を積むことも必要ですが、それもまた意識次第です。自分なりの考えやセンスを注入しながら技工ができたらきっと楽しく仕事ができますし、明るい未来も待っているのではないでしょうか。
「一歯入魂」…良い言葉ですね!



東日本加工センター 小松英明Profile
広島センター  山田 聖使(ヤマダ ショウジ)
1976年 広島県 出身
1997年 広島歯科技術専門学校 卒業
1997年 和田精密歯研株式会社 入社
2018年 スーパーテクニシャン 認定


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