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12月29日 "発心即到"

メディア PHP研究所(編) 掲載日 1999年11月29日

経営トップが綴る。一日一話(仕事と人生を考える三六六の視点)

 
12月29日 “発心即到”
 
和田精密歯研㈱ 和田 弘毅
 
  「今日は人生のスタートの日」という言葉は、新 將命氏のお言葉であったと思うが、そうありたいと思っても、
なかなかこれを継続して何十年も実行することは難しい。継続することの重要性については誰もが知っている。しかしいろいろな事情により、続けることの難しさを人生の起伏は物語る。福沢諭吉は『史記』を引用して「禍福は糾える縄の如し」と禍と福は交互にやってくることを諭しているが、このことを知るのは五十歳も過ぎて還暦を迎える頃かもしれない。このような人生の経験より学んだ悟りは、人生の後半に会得するが、もし若くしてこのことを知り得たならば、心安らかな日々を送り、成功の秘訣を知るはずである。
 
 最近、生命保険の女性営業担当者の出席するあるパーティーに出席した。左右に彼女たちが同席し、その会話の取り組み方が実にスムーズなことに驚いた。何の警戒も遠慮も相手の背景も考えていないで、なおかつ、相手が溶け込んでくるように話しかけてくるのである。これは、数多くの方々に初対面で会うという経験を重ねてきた結果の卓越したテクニックである。後日、偶然彼女たちとゴルフを共にすることになった。このとき、さらに感動した。彼女たちは実に謙虚に教えを乞う。また、最後まで諦めずに粘り強く向上心を持ち続ける。その際立った向上心は、人生の禍福を超えて継続し、鍛えられてきた「今日は人生のスタートの日」という発心より到った結果である。
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