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さじかげん【番外編】「歯科技工のSDGs」

メディア 日本歯科新聞 掲載日 2021年12月21日

 

さじかげん【番外編】「歯科技工のSDGs」

 鰐淵 正機

(和田精密歯研監査役)

 近ごろは「SDGs」のロゴを至る所で目にする。2015年に国連で採択された世界規模の持続可能な開発目標17GOALSが身近に浸透してきた証である。歯科医院や歯科技工所でもSDGs宣言をしている例もあり、関心度の高さが伺える。

歯科技工は全ての製造加工業の技術の箱庭のようなものなので、この17の目標になぞらえる事柄は多い。

3「すべての人に健康と福祉を」-超高齢社会におけるフレイル防止に役立つ義歯づくり。

4「質の高い教育をみんなに」-最先端歯科医療の情報をあまねく共有できるように。

5「ジェンダー平等を実現しよう」-歯科技工の技術に性別差はないからお互いを尊重する。

7「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」-材料のリサイクルと排気や廃棄物の再考。

8「働きがいも経済成長も」-企業の成長と個人の目標をリンクさせて明示する。

9「産業と技術革新の基盤をつくろう」-独創的技術の確立と応用を目指す。

11「住み続けられるまちづくりを」-地域包括や環境における歯科技工所の在り方。

12「つくる責任つかう責任」-義歯を造る責任と長持ちする製品の開発。

13「気候変動に具体的な対策を」-業務車両のEV化や時短操業。

14「海の豊かさを守ろう」-歯科技工所の節水や排水処理の再考。

17「パートナーシップで目標を達成しよう」-日本の歯科技工技術の海外での協力。

 

 企業には社会的責任があるが、歯科技工そのものの社会的責任を経済性、社会性、環境性という三つの視点から考えなければならないだろう。

歯科技工の課題は生産的利益の低さと現実的な労務環境の改善だ。これらのゴールが若い世代の安心となってほしいものだ。

 

(W/W)

 

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