HOME > プレスリリース > (137)「名刺交換術」
プレスリリース2009年 一覧に戻る

(137)「名刺交換術」

メディア 日本歯科新聞 掲載日 2013年01月15日

さじかげん (137)「名刺交換術」

 ビジネスやプライベートで名刺を交わす機会がある。最近は素材やデザインに凝ったものをお持ちの方も増えている。私自身は、これまでに10万枚の名刺を交換している。

 そんな名刺には、さまざまな情報が詰まっているにもかかわらず、安易に名刺交換を終わらせ、ビジネスチャンスを失うことがある。また、せっかく交換しても、あまりにも数が多くなると、扱いがついついぞんざいになりがちだ。しかし、個人企業家も企業に属する方も仕事は人の「和」であるから、名刺交換の機会を十分に活かすべきなのだ。

 名刺の起源を調べると最古のものは中国、唐の時代らしく、日本では江戸時代から使われていたとある。訪問先が不在だった際に訪問を告げる意味で名刺を玄関に挟んでおくのがその役割であったで、今でいうコミュニケーションツールのひとつと言える。名刺にまつわる話では、幕末の「龍馬暗殺」事件で、龍馬に面会を求めた何者かが木札の名刺を渡したというのが有名だ。

 一般的に名刺交換のマナーは書籍などを通して学ぶことができるが、最近、新潟市在住の小紫真由美氏のセミナーに参加し、名刺交換の際に「何を話すか」「いかに自分を知ってもらうか」を具体的に再認識することができた。それは自分のことを語るより、相手の情報をいかに引き出すかが重要だと教えられる。

 歯科界でも名刺交換の機会は多いが、意外と「ちょっと今日は持ち合わせが…」という場面に出くわすことがある。先のセミナーから言えば、自分の名刺がないということは、相手に自分を知ってもらう大切な機会を失っていることになる。名刺は昔からコミュニケーションツールであると同時に人脈という大きな財産でもある。

 新しい年が始まった。今年は歯科界で何人、歯科界以外で何人と目標を立てて、自分の「和」を広めてみてはどうだろう。(W/W)

pagetop