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(82)子(ね)年こそ〝信用被害〟に用心

メディア 日本歯科新聞 掲載日 2008年02月05日

さじかげん (82)子(ね)年こそ〝信用被害〟に用心

 食品偽装問題など衛生管理体制を問題視する声が世間では挙がっているが、ネズミに関する衛生管理についてはあまり叫ばれていない。
 
 ネズミという名前の由来は、人間が寝静まった頃に食べ物を勝手に盗む〝寝盗み(ねぬすみ)〟からきたと言われている。そして、世界には1千種類以上のネズミが存在するそうだ。
 
 日本全土では10種類ほどが確認されており、その中でもハツカネズミ、ドブネズミ、クマネズミの3種類が我々の最も身近に棲息する。彼らはレプトスピラ、黒死病(ペスト)の媒介動物とされており、過去にはペストをもたらす生き物として恐怖の的になっていた。現在では医療の発展とともに、死亡とまではいかないがサルモネラなどの食中毒という衛生被害をもたらしている。
 
 ここで歯の話になるが、彼らは門歯すなわち切歯が一生伸び続けるので、常に自分たちで硬いものをかじって前歯をすり減らしている。ガス管や電線などをかじって停電や火事の原因を作ることや、電信関係やコンピューターのケーブルをかじって機能を麻痺させ、そのせいで電車が止まるといった経済被害もある。
 
 ネズミは強い繁殖力を持つ。例えば、2匹のつがいが8匹の子供を産むとする。そうすると10匹となる。更に、その翌月にその10匹がそれぞれペアで8匹の子供を産み、1年間たつと、なんと4億8828万1250匹にもなるのである。もちろん天敵に襲われたり、病気や飢えによって死ぬため、これほどは増えないにせよ、繁殖力の強さを表すものである。更にネズミは驚異的に優れた環境適応能力を持ち、親の代では効いていた毒エサがひ孫の代では効かなくなるという話もある。
 
 これら驚異的な繁殖能力は、6500万年前から現代に至るまでネズミが進化を繰り返し、絶滅せず生き続けた結果、身に付けたものである。
 
 最先端のネズミ駆除技術を持つ㈱トムパーフェクトの古藤一博氏は、「このままネズミが繁殖し続けると、衛生被害、経済被害だけでなく、企業イメージの低下や社会的信用の低下といった信用被害をも引き起こしかねない」と言う。

代表取締役会長 和田弘毅

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