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(54)突然の話だから―韓国に学ぶ―

メディア 日本歯科新聞 掲載日 2005年09月13日

さじかげん (54)突然の話だから

―韓国に学ぶ―
 
 携帯電話で話すよりメールの方が、突然ではなく後からゆっくり拝見することができるので、便利なことは確かである。しかし韓国に行ってみると、ほとんどのビジネスマンがイヤホンを付け、携帯電話を受けている。
 
 人と対話中は、「ちょっと失礼します」とひと言、あいさつをしてから電話に出ており、総じてその電話を受け流しにしていないところに注目した。ビジネスチャンスを逃さない姿勢に感心し、また、ITの発達が我が国より優れていることの表れの一つか、と思った。もちろん、日本とどちらが先かは知らないが、韓国でも車の運転中に携帯電話を使用するのは御法度である。
 
 近代化の進歩は何でも日本が先で韓国が後だと勝手に解釈している向きがあったが、今は何でも韓国が先と言った方が正しいような気がしてならない。両国を比較してみると、その進歩の度合いは、まるでシーソーゲームのようである。
 
 最も近所の国、韓国に学ぶべきことが多くあるという事実は、最近の訪韓者のほとんどが、「韓国で見学をして良かった」と異口同音に感想を述べられることからも分かる(これは歯科に限ったことではない)。
 
 話は元に戻るが、「突然の話だから」と言ってビジネスチャンスを断ることが、我が社内でも大変増えている。日本人的マイナス思考がそうさせるのか、あたかも突然のことは全て悪いかのような逃げ口上で、「アポイントなしの話は心の準備ができてないので失礼に当たる」云々…。
 
 自分が思いもかけない時に突然やって来たり電話をくれたりする相手の想いに感謝し、突然でもゆとりを持って、良いにつけ悪いにつけ話には乗ってみて、韓国のようにビジネスチャンスを生かす心がけが、今は必要なのではなかろうか? IT時代にふさわしく。

代表取締役会長 和田弘毅

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