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(16)自由診療における、「技工料と診療報酬の黄金律」とは?

メディア 日本歯科新聞 掲載日 2002年04月23日

さじかげん (16)自由診療における、「技工料と診療報酬の黄金律」とは?

 
 愛知県から岐阜県にかけての歯科技工所と歯科医院のあいだで、技工料の何倍くらいで患者請求すれば診療報酬が適切であるかということについて意見の交換がなされた。その結果が実を結び、それ以降保険の補綴から自由診療へスムーズに移行するようになり、同時にメタルボンド、あるいは金属床が著しく増えたという結果が出た。
 
 時の変化は著しく、このデフレ下で、需要家である患者様の懐具合が、自由診療の診療報酬を押し下げてきているようである。
 
 インプラント治療が一本三十万円位ということは、一般医家のドクターにも、
 
常識の如く言われている昨今であるが、お隣の国、韓国釜山ではそれが十八万円、国際間レートの違いが新料金を生み、これも常識として知られている。
 
 愛知県や岐阜県で行われたといわれる、技工所と歯科医院の話し合いの結果である「技工所の製造原価の三倍ぐらいが、患者さんが最も支払い易い金額だ」というその根拠であるが、これはドクターの人件費と技工士の人件費を基礎に、所用した作業時間の差がちょうど三倍になる計算であろうと推測される。
 
 昨今、大学教授の方がリタイア後開業されるケースも増え、お話を伺うと、さすがにこのあたりが合理的で、料金の違い、チタン代金の差額などの説明が十分になされ、納得のインフォームドコンセントになっている。
 
 保険の補綴が全部自由治療になっても、患者様の支払える黄金律はやはり「技工料の三倍」なのかもしれない。いろいろなご意見を伺いたいものである。

代表取締役会長 和田弘毅

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