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塩田博文先生による保険義歯臨床のワンポイント講座
 
まとめ

 軟化パラフィンワックス臼歯部咬合法(軟パラ法)をすると全てが上手くいくということではありません。しかし、このリマウントをすることで、患者さんの評価を得ることができると、術者は元気になります。
一生懸命にやろうという気持ちが生まれます。そうなれば向上心が生まれ、更に上手くなります。とにかく軟パラ法は簡単で、確実な方法と考えていますが、魔法の方法ではありません。咬合採得をしても患者さんはいつも正しい咬合位を示してくださる訳ではありません。

 それゆえ、リマウントをしても良くなるどころか悪くなることも時にあります。従って、術者には正しい顎位で咬合位を示してくれているかどうかを見る目が必要となります。この目さえできれば面白いほど診療が上手くいきます。

 また、この軟パラ法は1回のBTを採るのに1~2分、最大でも5分もあればできます。この時間が短いというのが最大のメリットです。正しくないと読んでももう一度、数分で再トライできますので、何度も繰り返すことが可能なのです。

 この簡便で確実な手法を導入して、成功体験をされると、患者さんが喜び術者である先生のやる気が出て元気になります。そして、更に良い義歯を作ろうという強い意識が生まれます。
軟パラ法というリマウント法によって義歯が面白くなり、患者さんに喜んでいただける義歯作りがコンスタントにできる様になると思います。

 最後におさらいとして、軟パラ法フローチャートを記します。ご参考にしていただければ幸いです。

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