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塩田博文先生による保険義歯臨床のワンポイント講座
 
初めての義歯の方

 当然ながら、まったく義歯を作った経験のない方が、初めての義歯の方ということになります。抜歯にともない義歯になるのですが、このような方には、「最初は大変かもしれません。でも1週間、そして1ヶ月辛抱されると慣れて受け入れてくださる方が結構います。」という話からします。

「義歯は邪魔で嫌なものですが、使えるようになったら、それがないと不便で生活できなくなることがあります。」とお伝えします。

一方、義歯は初めてではないが、一度作って数日であきらめてしまった患者さんも実質的には初めてと同じです。この一度あきらめてしまった方の場合、使われなかった旧義歯の評価をすることが大切です。

心して適切に対応し、スタートを切らないと、また使われない義歯を作ってしまうことになります。
義歯は食べ物を食べられるようになるという目的もありますが、お口の中に入ると審美的にも良いですし、若くなるという大切なメリットもあります。
装着時に「お若くなりましたネ」と話すことで、患者さんが入れようという強い動機付けになります。


【ケース1】
通常のアーラインの側の長さ 7㎜程度短くすることに

患者さんに見てもらいながら削る 厚みをとり仕上げる

術者としては大きい義歯を患者さんが受け入れてくれないことを十二分に知っています。そこで、大きいのは皆さん嫌がりますので削らせていただきますと患者さんの気持ちにそってあげることが大切です。


【ケース2】
顎舌骨筋側が過長 マジックでマークして患者さんに見てもらう

削る 仕上がり


なかなかいい笑顔です

パーシャルの場合、そんなに長くしなくても大きく変わらないことが多いので、あまり長くしないことです。笑顔は鏡か写真で見ていただくのが良いでしょう。
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